地下室氷河期委員会

太陽とガスマスク

作詞/あべりょう 作曲/あべりょう

<歌詞>
その瞬間の街で 僕も働いていた  現実に間に合いそうもない心で
夕暮れには 僕を描くための絵の具を探した まぶたの裏で 太陽が
食事が終わり 窓の外をのぞいてみると  靴屋の老人が働く
「そこの若い人!」くしゃくしゃの顔で「靴を直さんかい!安くするさ!」 太陽が

落ち着いた広場の石段の上では しばらくぼんやりだ
黙って腰を下ろしたままの老夫婦

太陽が僕の街でゆっくり壊されてゆくような 毎日があるよ

武装した一味 ビルに立てこもり 「誰一人 信じない!」と叫ぶ
奴らはきっと死を選ぶよ テレビに映された光と薄笑い 祈るような 銃声
体の中に 六発も鉛を打ち込まれ 「おなかが痛い!ママ・・・」
「それでもガスマスクをつけて生きるよりはましさ」「気絶するまで俺を笑えよ」 眩しい

フェンス越しの砂漠の中で 鎖につながれた 
男が崩れ落ち カラスの餌食になっている

太陽よあの男に暗闇を分けてくれないか さらされる前に

とにかく死なないほうへ走る人間の性 
生まれた時からガスマスクをつけて生きていた

太陽よ一日くらい 夜通し奴らの恥ずかしさを 照らしてくれないか
太陽が僕の街でゆっくり壊されてゆくような 毎日があるよ



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